<試合後インタビュー>
拳剛:いきなり1回戦から“brother”YASSHI。元々、天プロ(=天龍プロジェクト)には(YASSHIと)VOODOO-MURDERSで乗り込んできました。年月が流れ、VOODOO-MURDERS、brotherと一騎打ち、それも天プロのリング。やっぱりプロレスはドラマチックだと心から思います。
本音を言えばbrotherとは決勝戦で戦いたかった。こういう時のbrotherの怖さを1番知っているので「brotherが決勝に上がってくるなら俺も絶対に決勝に行かなあかん」と意気込んでいましたけど、どういう運命か…俺的に(“brother”YASSHIは)決勝の相手。
1回戦brotherと試合して思いましたよ、「こういう時のbrotherは、やっぱり怖い」って。試合前まで今まで感じたことないような不安とか恐怖、プレッシャーを珍しく感じて昨日眠れなかったんですけど、brotherとやり合って本当の意味でエンジンがかかりました。
今日の1勝を絶対に無駄にしません。brotherの気持ちも背負って絶対にIJシングルのベルトを巻きます。そしてベルトを巻いたら初防衛戦の相手にbrotherを指名したいと思っています。
――次はTSUBASA選手ですが。
拳剛:正直、まだ何も考えられないですね。こんな激闘が続くのかと思うとホンマにゾッとするけど、「怖い」“brother”YASSHIに勝ったから、(今の)俺に怖いものはない。
前回、TSUBASA選手に負けていますから。あの時、「俺はこのままでは終わらない」と言いましたけど、TSUBASA選手には「あの時の続きをやりましょう」と。
<インフォメーション>
天龍プロジェクトpresents『SURVIVE(サヴァイヴ) THE(ザ) REVOLUTION(レボリューション) Vol.4』は6.12(土)新木場1stRINGで開催。IJシングル次期王者決定トーナメントの準決勝・決勝戦が行われる。
組合せは下記の通り。
◇準決勝①◇
新井健一郎 vs HUB
◇準決勝②◇
TSUBASA vs 拳剛
◇決勝◇
準決勝①の勝者 vs 準決勝②の勝者
チケット情報等、詳細は天龍プロジェクトのWebサイトをご覧ください
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取材・文・写真/二木 公人 編集/大楽 聡詞