レッドソックス傘下3AウースターからFAとなり、去就が注目されている上沢直之投手。
ソフトバンクが獲得に向けた動きを始めていると本日伝えられた。
ロッテに移籍した石川柊太投手に代わる先発ローテーションの一角として、NPB通算70勝を挙げている右腕に期待をかけている模様。
ただ、ファンや球界OBからは「ファイターズに戻るのが筋じゃないか」という論調がこれまでネット上を賑わせてきた。
背景はポスティングシステムで球団が送り出してくれたが、最初契約したレイズではメジャー昇格できず3月に契約を破棄したため、譲渡金は約95万円(※当時のレート)だったこと。
さらに新庄剛志監督から「マイナー契約では行かない方がいい」といったアドバイスがありながら、1シーズンでの帰国となったことなどが挙げられる。
「それで他球団に行くなら(同じ日本ハムからメジャーを経由してソフトバンクに移った)有原と同じパターンでは?」
といった意見が多く見られ、”有原式FA”がたびたびSNSでのトレンド入りをしている。
上沢はスポーツ紙面上で「ファイターズに一番思い入れがありますが、(他球団から話があれば)一度話を聞きたいと思っています」
と、ファイターズ以外からのオファーについて交渉のテーブルに着く姿勢を見せていた。SNSではこの報道後に
「上沢さん、信じてるぞ…ハムに帰ってきてくれ」
「悪い意味で名前が出る人になってほしくない」
「もし、石川くん抜けたし分からなくはないなぁ」
と様々な感情も早速寄せられている。
上沢は「年内には決めたい」と語っており、定めた決断のタイミングが刻一刻と近づいている。
記事/まるスポ編集部