11月28日、東部フレンドホールにて「MARIGOLD Winter Wonderful Fight 2024」が開催。注目カードのひとつは桜井麻衣・MIRAI vs 青野未来・松井珠紗のタッグマッチ。
11月14日後楽園大会では桜井が青野にUN王座への挑戦を表明。1月3日大田区総合体育館大会でのタイトルマッチに向けた前哨戦として、両者負けられない戦いだ。
試合は青野が入場するなり桜井が襲い掛かり、試合開始。桜井が足関節技、MIRAIが変形カベルナリアで青野を攻める。青野はツアー・オブ・ジ・アイランドで反撃。松井は勢いよくMIRAIに体当たり。何度も丸め込むも、MIRAIは肩を上げる。
桜井が青野にコーナーからミサイルキックを見舞う。両者力強いエルボー合戦が続く。桜井のキックに、青野はラリアットで返す。
タッチを受けた松井は桜井にフットスタンプ連打から片エビ固めで追い討ちをかける。松井は桜井のシャイニング・バスターからエスケイプするも、桜井がシャイニング・ケンカキック。最後は合体クロスアームSTOからSTF。松井がギブアップ。
試合後、桜井は「今日は前哨戦だったけど、タイトルマッチでも勝つのは私だ!」と青野を挑発。
青野は「調子いいなお前。調子のいい桜井麻衣と闘って、守って、私はチャンピオンとしての強さを見せる!」と言い放ち、睨み合った。
バックステージにて、青野は「前哨戦だったんですけど、桜井麻衣に負けました。でも、ミライサクの強さもあったと思うので。1対1で桜井麻衣に負けることは絶対にありえません。1月3日、このカードが正式決定するんだったら、もっと覚悟を決めて挑みたいと思います」とタイトルマッチを見据える。
松井は「未来さんもミライサクの2人も、最前線にいる人たちじゃないですか。私はそこまで遠くキャリアが離れてるわけでもないのに、いつも不甲斐なくて。悔しいなと思いました。」とコメント。
一方、桜井は「前哨戦、勝ちました。最近、挑戦を受ける側のことが多かったんですけど、自分が挑戦者になって、久々に感じるこの感覚。すっごいゾクゾクして、1.3が今から楽しみになってきたよ。青野未来、私があなたのベルトを奪ってやりますから、残りの短い白いベルトの…人生っていうの?を、せいぜい楽しんでおきなさい!」と一蹴。
MIRAIは「隣りにいる桜井麻衣がどんどんどんどん格好良くなりますね!」と笑顔でパートナーを称えた。
1月3日のタイトルマッチは確定していないが、まずは12月7日大阪大会、メインイベントは青野未来&天麗皇希&翔月なつみ vs MIRAI&桜井麻衣&マイラ・グレースの6人タッグマッチ。
UN王者青野・ツインスター王者ミライサク(MIRAI・桜井)のほかに、スーパーフライ級王者・翔月なつみ、プロレスリングNOAH初「GHC女子王者」・天麗皇希とマリーゴールドの王者勢揃い。
1月3日大田区大会まで1ヶ月を切り、組まれたメインイベントのカード。タイトル戦に向けた青野と桜井の前哨戦は、まだまだ続く。
<インフォメーション>
「MARIGOLD Winter Wonderful Fight 2024」が開催中。12月7日は大阪176BOX、12月8日は田原市総合体育館(愛知)にて開催。対戦カード等の詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご確認ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド