レッドソックス傘下3AウースターからFAとなり、日本に帰国している上沢直之投手。
来季でプレーする球団がどこになるのか、その行き先にファンからさまざまな意見がネット上で寄せられている。
これは上沢がスポーツ紙上で語ったことが、きっかけになっている。
「12年間在籍して育ててもらったファイターズに一番、思い入れがあります。ただ、どの球団でも話を頂けるのであれば“結構です”と言うのではなく、一度話を聞きたいと思っています」
この報道がされて以降、ファンからは
「家族がいる北海道で!」
「(ファイターズが)優勝するには上沢は必要なピースでしょ」
と復帰を待ち侘びる声がある一方で、
「”有原式FA”になったらそれこそ有原(航平:現ソフトバンク)以上に炎上しそう」
「FAじゃないのに”1年で通用しなかったから他球団”では違う気がする」
と経緯や制度を踏まえたストレートな意見も多く見られた。また、この話題は球界OBからも度々挙げられている。
高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで、FAではなく球団がポスティングシステムで送り出してあげたことに言及しながら、
「まずは日本ハムと話をして、戻るのが筋だし自然な形だと思うよね。それで話がこじれたら、生活もあるから他に門を開くというのは分かるんだけど」と、率直に感じたことを話した。
また岩本勉氏も自身のYouTubeで、「いろんなことを考えて、彼が一番迷っていると思う」と上沢、そして”思い入れが強いから”とファンの気持ちも慮った。
その上で「最後の最後は全ての関わった人が納得済みで、『今後の野球人生頑張ってください』とすることが先決だと思う」と私見を述べた。
「どうするか年内には絶対決めたい」と語っており、果たして来季はどこの球団のユニフォームを着ているのか。その決断が注目されている。
記事/まるスポ編集部