10月22日東京・後楽園ホール、阿部史典からGAORA TV王座を奪回し第27代王者として2度目の戴冠を果たした立花誠吾。現在全日本プロレスで開催中の世界最強タッグ決定リーグ戦2024にトーキョーヤンキースとして黒潮TOKYOジャパンと出場。世界最強タッグへの意気込みとともに2024年を振り返ってもらった。
――10月22日後楽園大会、GAORA TV王座2度目の戴冠おめでとうございます。
立花:(睨みを利かせながら…)あ〜ん、阿部史典との戦いは壮絶だったな。まあこのベルトもあいつより俺の方が似合うだろうよ。
――10月29日帯広大会、GAORA TV王座を賭けてタッグパートナーの黒潮TOKYOジャパン選手と戦い初防衛に成功。その黒潮選手と世界最強タッグ決定リーグ戦に出場ですね。
立花:表面上って言い方も変だけど、イケメン(=黒潮)と喧嘩したり言い合いしたり殴り合ったりは日常茶飯事だ、この野郎。
「このタッグチームこれで大丈夫か?」「チームワーク大丈夫か?」とかって言われても、実際それで仲悪くなることはないだろう。
あいつがそういう人間だってことは100も承知だ。世界最強タッグに出場する上でチームとしての不安は実際にはそんなにねぇ〜んだ。
――世界最強タッグに出場する選手は、毎年パートナーが変わる傾向にありますが、2年連続で立花選手はパートナーが黒潮選手ですね。
立花:2年連続は斉藤ブラザーズと諏訪魔&鈴木秀樹組、そして俺たちだな。でも逆に言えば、この3チームは三者三様で個性があり、タッグチームとして全日本プロレスでかなり定着しているんじゃないか?
俺たちは世界最強タッグに出場しているメンバーの中だと体は小さい方だし、体重も俺も95kg、イケメンも90kgぐらいしかねえ。他の奴はデケェ奴ばかり、斉藤レイだと150kg以上ある。
そんな奴らと正面から向か合うとなると、かなり分が悪いが小さい奴には小さい奴なりの戦い方もある。
そういうところで白星を積み重ねていって、俺たちが優勝決定戦を争った方が面白くなるだろう。誰も予想してねぇしな(笑)。