元全日本キックチャンピオン石川直生「全盛期の自分を超えたい」引退後も挑戦し続ける理由とは…(後編)

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現役時代から体型をキープしている石川。今後はそのメソッドを人々に伝えたいと考えている。

格闘技で輝いていた20代、30代の自分に勝ちたい。僕は挑戦を続けたい

――引退してからは家業を継がれているのでしょうか?

石川:今後のことを考えている時、たまたま父から「家の仕事をやらないか?」と話があり、タイミングも良かったので会社を継ぐことにしました。

家業に入ったのは2018年。それまではキックボクシングのエクササイズ「ナオキックス」というレッスンをいろんなところで定期的に開催。あとは青春塾で子供の指導や女子のレッスン。また夢先生という活動も継続中です。

――夢先生とはどういったものでしょうか?

石川:JFAサッカー協会が始めた社会貢献活動です。夢先生として学校へ赴き、夢を持つことや夢に向かって努力することの大切さ、仲間と協力することの大切さなどを伝えるプロジェクト。アスリートは子供たちから見たら夢を達成している存在です。

元々はサッカー選手が夢先生として活動していましたが、東日本大震災が起きた時に、東北の子供たちが外に出る事がなかなか出来なくなってしまった。

そこで「子供たちを元気づける夢先生を様々なジャンルのスポーツ選手に拡大しよう」と僕にもお声がけをいただきました。

現在は野球選手、お相撲さん、アイススケート、アイスホッケー、トランポリン、さまざまなスポーツのチャンピオンやオリンピアン、日本代表の選手が夢先生として登壇しています。

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