11月6日新宿FACEにて、DDTプロレス・DAMNATION T.Aの“カリスマ”佐々木大輔による佐々木大輔のための佐々木大輔の自主興行「CHARISMANIA」が開催。
メインイベントは「The Greatest Wrestling Match of CHARISMANIA」と題し、佐々木大輔&宮本裕向vsディック東郷&藤田ミノルとこの日限りのスペシャルなタッグマッチが行われた。
2004年、ディック東郷がプロレスラー養成所「SUPER CREW」を設立。その一期生である佐々木大輔は東郷のコーチを受け、2005年10月22日SUPER CREW自主興行でデビューし、その後メキシコに渡り、ルチャ・リブレを学ぶ。
2008年帰国後、DDTプロレスに参戦。2011年、2012年には新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に2年連続出場。2016年4月KO-D無差別級王座初戴冠。現在、KO-D6人タッグ王者に君臨、12月28日両国国技大会ではクリス・ブルックスのKO-D無差別級王座に挑戦、同王座4度目の獲得を狙う。
試合は東郷と佐々木でスタート、お互いの力を確かめ合うようにロックアップから腕の取り合いといったレスリングテクニックを展開。
佐々木が“師匠”の顔面を踏みつけると、負けじと東郷もシルバーブレッドから「目には目を」と佐々木の顔面を踏みつける。ベディグリーにはペディグリー、クロスフェイスロックにはクロスフェイスロックで対抗する東郷。
佐々木は藤田に佐々木式ウラカンラナ、トラースキック。ここでカットに入った東郷にペディグリー。最後はミスティコ式クロスフェイスロックがガッチリ決まり、藤田がギブアップ!25分を超える熱戦は佐々木&宮本組が勝利した。
試合後、佐々木は「宮本さんと藤田さんは永遠の憧れ、そして師匠はいつまでも永遠に俺の憧れですよ。デビューして来年で20年。でも俺は師匠越えを果たしてねぇ。20年を前にシングルマッチが組まれて、きっと俺はあんたを超える!」と宣言。
東郷は「お前はまだまだ若い。俺は体がやばい、だからあと5年、身体作りをさせてくれ。60歳になったらやろう」とリングを後にした。
バックステージで佐々木は「最近ベテランだと思ってる俺がグリーンボーイのように転がされてしまった。まだまだ年取ったとか老いたとか言い訳だ。俺は死ぬまで仕掛けていくぞ!まだ1回目の『CHARISMANIA』、死ぬまで2000回やる」とプロデュース興行の継続を誓った。
<インフォメーション>
11月23日東京・後楽園ホールで「Get Alive 2024」が開催。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。なお試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング