<試合後インタビュー>
新井:(菊タローは)1番の難敵だったんじゃないですか、本当。菊タローが、いつもの「お笑いモード」で来ていたらやばかったけど…あの人も本気でIJシングルを獲りに来た。
実は、俺と菊タローにもドラマがある。1992年5月、もう29年前です。2人とも第1回WINGの入門テスト受けているんですよ。俺と菊タローとクラッシャー髙橋と非道さんと小坪さんという濃いメンバー。その時の仲間の1人と天龍さんの見ている前で試合ができたのも感慨深い。
俺もプロレス業界22年目。最大のコンプレックスは91年にプロレス業界に入ったけど、すぐ辞めた。90年代のインディープロレス界でプロレスを覚えたかった。そこでやっていたら、今ここに居ないだろうけど…
新人がミサイルキックをやっただけでメチャクチャ怒られる。そういう(厳しい環境の)中でプロレスを覚えたかった。本当に今、「ベーシックのことだけでプロレスをやりたい」という反動が(俺を)奮い立たせてくれます。
次はHUB選手ですか… 7年くらい前、新木場の鬼神道で1回シングルをやったけど、ほとんど絡みがない。HUBさんは僕みたいなタイプとやったことがないだろうね。HUBさんは百戦錬磨だろうけど。「今風のプロレスの中」での百戦錬磨ですから。
でもシリアスモードの菊タローに勝ったんですから勢いが違いますよ。(IJシングルは)俺が獲らないと意味がないです。
<インフォメーション>
天龍プロジェクトpresents『SURVIVE(サヴァイヴ) THE(ザ) REVOLUTION(レボリューション) Vol.4』は6.12(土)新木場1stRINGで開催。IJシングル次期王者決定トーナメントの準決勝・決勝戦が行われる。
組合せは下記の通り。
◇準決勝①◇
新井健一郎 vs HUB
◇準決勝②◇
TSUBASA vs 拳剛
◇決勝◇
準決勝①の勝者 vs 準決勝②の勝者
チケット情報等、詳細は天龍プロジェクトのWebサイトをご覧ください→
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取材・文・写真/二木 公人 編集/大楽 聡詞