10月13日東京・後楽園ホールでワールド女子プロレス・ディアナが「秋のDIANA祭り」を開催。第2試合ではジャガー横田&ななみvs吏南&炎華が対決。
プロレスリングwaveの炎華は「デビューしてからの1年半、他団体のビッグマッチはずっとずっとセコンドでした。でも今日は試合!参戦できて嬉しいです。しかも光栄すぎるカード…強敵すぎますが絶対に爪痕を残して勝つ!」と他団体のビッグマッチに出場できる喜びをXで投稿。
炎華のパートナー・極悪軍団「H.A.T.E(ヘイト)」の吏南(スターダム)は「久しぶりにななみと戦えるのも楽しみだな」とコメント。前フューチャー・オブ・スターダム王者として最多防衛記録V12を持つ吏南は、ななみと5月12日スターダム後楽園大会、6人タッグマッチで激突した。
ななみは2006年6月生まれの18歳、デビューが2019年10月。吏南は2006年12月生まれの17歳、デビューが2018年10月。プロレス歴は吏南が1年先輩になるが、同世代の2人の戦いに注目が集まる。
試合は炎華&吏南の奇襲からスタート。吏南はレジェンドレスラー・ジャガーに臆することなく低空ドロップキック。
吏南との対戦を望んできたななみは吏南に串刺しラリアットからボディスラム、だが吏南は卍固めで切り返す。柔道経験者の吏南はななみにカウンターの払い腰。そして吏南のノーザンライトスープレックスは、2カウントでななみが肩を上げる。
その2人の戦いの熱が炎華にも伝播。炎華はななみにコルバタから低空ドロップキック、重いエルボーをななみの胸元に落としジャパニーズ・レッグロールクラッチ、ななみは2カウントで返す。最後はリング中央でジャガー横田のパイルドライバーが炎華に決まり、3カウントを奪取した。
バックステージでジャガーは「若い子はすぐに成長するね。(私は)ななみのデビュー戦の相手、5年でスゴく変わるんだね」とななみの成長に驚きを隠せない様子。また対戦相手について「炎華は小さいのに一つ一つの技がしっかりして圧倒された。吏南は体も大きく戦い甲斐があった」と満足気。
ななみは「同世代の吏南さん、そして後輩の炎華選手ら同世代レスラーと戦うとワクワクして刺激がもらえる。私もディアナの未来を担っている身としては絶対に負けられない相手」と他団体の若手レスラーとの対戦に興奮を抑えきれなかった。
吏南はXで「このチャンスをしっかりものにできなかったのすごい悔しいし情けねーーただ私はまだまだこんなもんじゃねーんだよ!」と試合を振り返った。そしてこの日のパートナーに対して「炎華とせっかく組んだからにはこれで終わりにするのは勿体ないでしょ!!NEWBLOODにも出てほしいし次は戦ってもみたいな」とネクストを示唆。
炎華は「何もやり返せなかった。とにかく悔しいです。まだ2年目じゃなくて、もう2年目。もっともっと頑張ります」とSNSに投稿した。
記事/まるスポ編集部