中日が平成唯一の三冠王・松中信彦氏(50)をコーチとして招聘する。中日は井上一樹新監督(53)を2軍監督から内部昇格させたばかり。松中氏による打撃部門の強化で3年連続最下位から脱出を狙う。
松中氏は1996年、アトランタオリンピック出場。その後、都市対抗で活躍。同年のドラフト会議で逆指名制度を通して、福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)から2位指名で入団。2004年レギュラーシーズンで平成唯一の三冠王(最多安打、最高出塁率を含めると打撃五冠)を達成。2006年には球団とプロ野球史上最長となる7年契約。2016年3月に引退。引退後は野球解説者として活躍。2021年にはロッテの臨時コーチを務めた。
名古屋在住の50代中日男性ファンは「いよいよま正式コーチですよね。井上新監督と『原点回帰』欲しいです。最下位でもバンテリンドーム ナゴヤはいつも満員、益々ファンの熱が高まります!」と来シーズンに向け、早くも興奮気味。
ただ40代男性経営者は「現役時代の実績は申し分ないが、指導者としては、まだまだ未知数。過度な期待はしない方がいい」と冷静に分析した。
記事/まるスポ編集部