10月1日に行われた会見で、翔月は「やっと初防衛戦ができるということで、大変嬉しく思っております。相手にビクトリア弓月ということで、不足ないというか。(キャリア)1年目にしては本当にすごい選手だと思いますし、熱気もあって、この間シングルリーグで、とても熱い何かを持っている選手だと感じたので、ここでできることを嬉しく思います。ただ、私はここから防衛ロードを進んで行かなきゃいけないので、こんなところで負けるわけにはいかないので、勢いがあろうがなかろうが、私が勝つのは決まっているかなって感じです。手加減なし、全力で闘い抜きたいなと思います。」と強気の姿勢。
対する弓月は「私は翔月なつみとこのベルトを賭けて闘えるなら、どこでもどのタイミングでもいいと思っていました。DREAM*STAR開幕戦で、翔月なつみとドローっていう、私にとってすごく悔しい気持ちで終わってしまった。だから、このタイトルが決まったからには翔月なつみ、お前から必ずベルトを獲って、お前の初防衛戦、お前の防衛ロード、ここで終わらせてやるよ。」と気合十分。
「この試合、何分1本勝負ですか?30分!いや長すぎんだよ。15分で十分だよ。私は、ほかのデカい奴とはできない、展開の早い試合をお前としたいと思ってるんだよ。15分1本勝負できっちり勝敗つけよう。」と、スーパーフライ級ならではの短期決戦を宣言。
自身のXには「私のマリーゴールドで初のタイトルマッチ。そのベルトに対する思いは翔月なつみより何倍も何十倍も強いと思ってる。自分から15分1本勝負を持ち出したからには必ずここで決着付ける。DREAM STARで闘った時と同じ結果にはしない。前回の私だと思うなよ。」とベルトへの熱い思いを投稿した。
この投稿に対して翔月は「はぁ???『ベルトに対する思いは翔月なつみより何倍も何十倍も強いと思ってる。』だと????私がプロレスラーとしてシングルベルトを巻くまで何年かかったと思ってんだ。そんな簡単に、すぐ手放すわけないだろ??こっちは弓月より、一回り以上長く生きて人生で悔しいこと、辛いこと沢山経験してきたんだ。そんな人生の中で、やっと手にしたベルト1年目の新人とは覚悟が違うんだよお前がどんなに成長していようが絶対スリーは取らせない」と、長くキャリアを積んできたプライドを見せた。
翔月の経験が勝つか、弓月の勢いが勝つか。そしてまだ創設されて間もないスーパーフライ級のベルトに今後どんな価値がついてくるのか。まずは10月7日のタイトルマッチを見届けたい。
<インフォメーション>
10月5日(土)、大阪176BOXにてMarigold Fantastic Adventure2024が開催。青野未来&翔月なつみ&天麗皇希 vs 林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月 の6人タッグマッチが行われます。
■チケット等、詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド