9月28日名古屋国際会議場にて、マリーゴールド初のシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」は最終戦を迎えた。
優勝決定戦はDREAMブロック代表の林下詩美とSTARブロック代表の桜井麻衣。
両者の対決は約3年ぶり。2021年8月28日、同じ名古屋国際会議場で当時ワールド・オブ・スターダム王者だった詩美が白星を挙げた。
詩美は9.16後楽園大会でMIRAIに敗北、「2勝2敗、(決勝進出は)ちょっと厳しい状況」とコメントしたが、そこから翔月なつみ、NØRI、天麗皇希と3連勝、勝ち点10で優勝決定戦への切符を手に入れた。
桜井は8.31開幕戦から高橋奈七永に勝利。また9.14新木場大会では、身長181cmのボジラの連勝を止めた。9.23後楽園終了時点、Sareee勝ち点10で単独首位、桜井は勝ち点9。28日の最終戦で桜井が松井珠紗に勝利し、Sareeeがボジラに敗北。勝ち点11となった桜井が決勝進出を決めた。
優勝決定戦は時間無制限一本勝負。序盤、試合は詩美のペースで進む。桜井はレッグラリアットで反撃。”蝶野正洋”直伝のSTFで締め上げようとするも、即座に詩美が切り返してフェイスロック。場外乱闘では観客席を突っ切り、バックステージに上がってエルボー合戦。
桜井が「終わりだ!」と叫び詩美をステージ階段から蹴り落とす。そこからは桜井の怒涛の攻撃。リングイン後、ミサイルキックや雪崩式ブレーンバスター、シャイニングバスターで詩美にダメージを与える。詩美もサイドバスター、ジャーマン・スープレックスで返していくが、桜井はタイガー・スープレックスを見舞うと、新技 ”クロスレッグ式STF” で詩美の首を力強く締め上げる。落ちる寸前だった詩美は、なんとか立ち上がり桜井にラリアット。
桜井が逆打ちで詩美を仕留めようとするも、詩美は2.9で返す。最後は詩美がショッキング・ベイズラーからトーチャーラック・ボムで桜井をフォールし、3カウント。マリーゴールドのシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」の初代優勝者は林下詩美となった。
閉会式にて、ロッシー小川代表取締役から “マリーゴールド” のフラワーティアラを戴冠した詩美。