巨人は26日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に12−4と快勝。優勝マジックを「3」とした。
初回から試合は動いた。巨人は1回表、吉川尚輝と岸田行倫の適時打で3点を先制。2回にも3点を加え、序盤で6点を奪い試合の主導権を握った。
しかし、巨人先発の山﨑伊織が3回持たず4失点を喫しKO。13日のヤクルト戦(神宮)以来、中12日のマウンドだったが無念の降板となった。
2点差に詰め寄られた4回表、再び突き放したのが4番のバットからだった。
この回先頭打者として打席に入った岡本和真は、DeNAの2番手・上茶谷大河が投じた6球目のスライダーを振り抜くと、打球はオレンジに染まる左翼席中段へ。
「取られた後だったので、絶対取り返すと強い気持ちで打席に入りました。最高の結果になり良かったです」と、主将としての意地も見せた。
坂本勇人もアーチを放ち、この回三たび3点を加えた。その後も得点を重ねた巨人は先発全員安打となる18安打12得点をマーク。前日の完封負けから一転しての大勝となった。
岡本は27号本塁打を含む3安打の猛打賞に加え、2回には重盗で自身初の本盗を成功させるなど足でも魅せた。そして通算1000安打にも王手をかけた。
G党はチームの優勝とともに、”7年連続30本塁打”にも大きな期待を寄せている。
SNSでも「あと3本!絶対達成するって信じてる!」「どうにか30本間に合ってくれ」など、記録達成を願う声が多く向けられた。
シーズンは残り4試合。優勝とともに大記録についても最後まで目が離せない。
文/まるスポ編集部