9月23日後楽園ホールにて、シングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」が開催。
DREAMブロック、天麗皇希 vs 後藤智香は「tWin toWer(ツインタワー)」同士の初シングル対決。
皇希は4勝1敗8点。20日仙台大会ではMIRAIに勝利すると、ミライサク(MIRAI &桜井麻衣)の保持するマリーゴールド・ツインスター王座へ挑戦を表明。10月7日後楽園大会、ツインタワーでタイトルマッチに臨む。
試合前、皇希は「タッグパートナーとして、私の今持てる全力でぶつかりに行くんで、後藤智香、お前も全力で私にぶつかってこい!」と気合十分。
一方、パートナーの後藤は0勝5敗0点。「(皇希が)MIRAIに勝ってツインスターへの挑戦表明が聞けて素直に嬉しかった。tWintoWer(ツインタワー)として皇希の隣に立つ。その前に、後楽園ホールで必ずあなたに勝ってみせる。ゴチカにもプライドがある!!!」と後藤は皇希からの初白星を誓う。
試合は、初白星を狙う後藤がエルボーの連発からショルダータックル。それを耐えた皇希がショルダータッグでやり返す。後藤はジャアントスイング10回転で皇希を追い込む。最後は皇希がバックドロップからフォール、しかし後藤は切り返して3カウント。後藤がタッグパートナーの皇希からリーグ戦待望の勝ち点2を獲得した。
試合後、後藤は「とにかく “皇希から勝った” って事で頭がいっぱいで。やっと2点取りました。最後まで勝つ気持ちを諦めずに闘い抜きました」と振り返り「皇希、ちょっと油断したんじゃないの?皇希が私のことを “1番ライバルだって思ってる” って言ってて、私も “皇希が1番のライバルだ” って思ってたんですけど、バチバチ熱かった皇希が油断してたんじゃないのかなって思います」と皇希に隙があったと指摘。
その上で「でも、私たちはもっと強くなれる。10月7日のツインスター、皇希、必ず獲ろうよ!だから皇希、DREAMリーグ、トップに立ってるなら、そのまま優勝狙ってください。私は全力でセコンドで応援します」とタッグパートナーの背中を押した。
皇希は「ここまで勝ち点獲って、それも先輩から獲ってる数の方が多くて、正直ちょっと油断してなかったって言ったら嘘になっちゃうんですけど」と隙があったことを素直に認めた。
「今日で智香の強いところ、良いところ、それから弱いところ、もっと良くできるんじゃないかなってところ、自分の身をもって知ることができたので、すごく良い試合になったんじゃないかなと思います。10月7日、ツインスター、タッグの試合を控えているので、タッグに向けて、2人で強くなって、必ずベルトを獲りに行きます」と皇希は悔しさ滲ませながらタイトルマッチを見据えた。
23日後楽園大会終了時点でDREAMブロックは林下詩美と天麗皇希(4勝2敗)、NØRI(3勝1敗2分)が8点で首位。9月28日名古屋国際会議場の最終戦にて決勝進出が決まる。
<インフォメーション>
9月28日名古屋大会、リーグ戦最終戦で天麗皇希は林下詩美と対戦。後藤智香は翔月なつみ(2勝3敗1分5点)と対戦する。
■チケット等、詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド