阪神一筋で活躍した桧山進次郎氏が、岡崎郁氏(元巨人)のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア」に出演。
野球を始めるきっかけになった父や兄との思い出や、大学時代にしのぎを削った同期の選手たちについてなどを語った。
東洋大時代には2年時に首位打者を獲得するなど活躍し、4年生で日米大学野球選手権大会の代表にも選ばれた桧山氏。
代表として共に戦ったメンバーに東北福祉大・金本知憲(元広島ー阪神)・斎藤隆(元横浜)、浜名千広、作山和英(共に元ダイエー)、専修大・町田公二郎(元広島)や明治大・三輪隆(元オリックス)などを挙げ、後にプロ入りする面々が名を連ねていた。
岡崎氏が終盤に金本氏について深掘りすると、桧山氏はプロ入り当初のファーム時代にも触れた。
当時広島でプレーしていた金本氏とはウエスタン・リーグで共に顔を合わせる機会があり、「試合前からユニフォームが泥だらけでした」とその姿を語る。
その後はトレーニングと猛練習で広島不動の4番を務めたのちに、03年からは桧山氏がプレーする阪神に移籍。35歳を過ぎながらもキャリアハイの成績を残し続けた。
桧山氏は金本氏を称えながら阪神でのエピソードも披露。ある試合で内角の球を本塁打にしてベンチに戻った時、打ったイメージについて「チョップや!」と言っていたことを明かした。
それを聞いた岡崎氏も「”ガツーン”・”シュッ”とかイメージ、言葉って大事だよね」と語りかけ、桧山氏も「教えるのには難しいかもしれないですが、僕も速い球を打つ時に晩年は”上から”と意識をしていました」と共感を見せていた。
記事/まるスポ編集部