7月21日両国国技館「WRESTLE PETER PAN 2024」をもって無期限休養することを宣言した髙木三四郎。1997年にDDTプロレスリングの旗揚げメンバーだった髙木は、“大社長”と既存の団体とは一線を画した路上プロレスやキャンプ場プロレスなどを企画、両国国技館、日本武道館などビッグマッチを開催するまでにDDTを成長させてきた。そんな髙木が休養前ラストマッチに指名したのは“DDTのアイコン”男色ディーノとのシングルマッチ。ラストマッチ目前に控えた髙木に話を聞いた。
――7月21日に無期限休養されますが、改めて理由を教えていただけますか。
髙木:一番の理由は、ここ2〜3年体調があまり良くないことです。元々、高血圧と糖尿病を持っている家系。2020年2月に心房細動の手術をしています。
【DDTプロレス 髙木三四郎】プロレスを、さらに世間に拡げていく
現役でプロレスをしながら同じような生活を続けていると、かなりリスクが高まる。それで最悪な状態になる前に、1回休養しようかなと考えました。
――1月3日に「無期限休養宣言」されてから、髙木選手の試合数がぐっと増えたように思います。
髙木:不思議なもので、自分の中では“プレイヤーとしての役割は終えたかな”と思っていた部分があった。
でも休養を発表すると、多くの選手が「僕と試合がしたい」と名乗り上げてくれた。それに応えたくて、試合数が増えている状況です。