5月17日上野大会で、DDT EXTREME王者・勝俣瞬馬が「キャリア関係なく、いろんな人といろんなルールで防衛戦を行う」と表明。納谷幸男、イルシオン、To-y、須見和馬が挑戦者として名乗りを上げ、5WAY戦が決定した。勝俣が所属するDDTの人気ユニット「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」のメンバーであるTo-yも挑戦者の1人。D GENERATIONS CUP 2024では有望な若手選手が集まるなか、見事優勝を果たした。KING OF DDT2024でも善戦を繰り広げ、メキメキと頭角を現しているTo-y。背中を追い続けてきた勝俣へのEXTREME王座挑戦について、思いを聞いた。
――「D GENERATIONS CUP 2024」優勝、おめでとうございます。トーナメントの感想をお聞かせください。
To-y:去年とは全く違うプレッシャーで、自分が優勝を目指さなくてはいけないという焦りがありました。まずはD GENERATIONS CUPに優勝して、その勢いでKING OF DDTも優勝したいという気持ちで戦いました。
――そのプレッシャーを跳ねのけて優勝されたあと、KING OF DDTのトーナメントが始まりました。1回戦、KANON選手との試合はいかがでしたか。
To-y:KANONさんは僕が最も戦いたかった人なので、とても気合いが入りました。KANONさんは若手のなかで抜きん出ていて、ベテランの選手とも数多く試合をしています。若手選手は彼と戦っても勝てないことがほとんどだったので、僕が最初に流れを変えたいと思っていました。
――KANON選手の技にどう返すか、自分の中でプランを練って臨んだのでしょうか。
To-y:そうですね。KANONさんはパワーがあるので、一方的に攻められることは想像がつきました。「勝つ戦い方はこれだ!」とイメージして試合に臨みました。
――そのイメージがうまくはまったわけですね。
To-y:本当にそうですね。数パーセントというわずかな確率で、ギリギリ勝てました。