5月6,7日、新宿FACEでの戦いを勝ち上がり、準決勝に進出した4強は、樋口和貞、上野勇希、秋山準、クリス・ブルックス。“全員本命”と掲げるだけあって4人の個性が爆発した準決勝だった。
目次
準決勝 第一試合 樋口和貞vs上野勇希
上野は昨年末のD王GP 2022を制し、当時樋口の持つKO-D無差別級に挑戦したが、惜しくもベルト獲得はならなかった。
雪辱を果たすため、挑んだ上野は、樋口を場外に落とすとノータッチ・トペ・コンヒーロー。この試合に賭ける上野の気持ちが炸裂!
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だが坊主頭にしてKING OF DDTに挑んだ樋口の気合いが上野を上回り、最後はラリアットからブレーンクロースラムで勝利。樋口が2年連続で決勝進出を決めた。
◯樋口和貞(10分57秒 ブレーンクロースラム→片エビ固め)上野勇希⚫️
準決勝 第二試合 秋山準vsクリス・ブルックス
ゴングを前に奇襲攻撃を仕掛けたのは秋山準。鉄柵を使いクリスを痛めていく。
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フロントネックロックでクリスの首を締め上げる秋山。なんとかロープに逃れたクリスだが、秋山の雪崩式バックドロップがクリスを襲う!
10分が経過、中腰のクリスに何度もニーをぶち込む秋山。そしてエクスプロイダーで万事休すかと思われたが、クリスはカウント2で返す。
そして起死回生のプレイングマンティスボム(ダブルアーム式パイルドライバー)が見事に決まりカウント3。クリスが秋山を下し、初の決勝に駒を進めた。
◯クリス・ブルックス(11分20秒・片エビ固め)秋山準⚫️
文・取材/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング