「スケートボード日本OPEN2023」が4月12日~16日の4日間(15日は雨天のため延期)にわたり、茨城県笠間市にあるムラサキパークかさま(笠間芸術の森公園内)にて開催された。
パリオリンピック2024に向けて、ストリート種目とパーク種目の国際大会派遣選手の選出を行うとともに、2023年強化指定選手を選考するラストチャンスとなる重要な大会。
世界のトップレベルと肩を並べて活躍する日本代表選手や、国際的にも活躍が期待される次世代の若き選手たちが出場した。
パーク種目男子で永原悠路(17歳・長野/太陽ホールディングス所属)が大会2連覇を果たした。
4月13日に行われたパーク男子予選では、69.27点で4位予選通過。
翌14日の準決勝では、74.97点。3位で決勝にコマを進めた。
15日が雨天中止で開催不可能との判断でスケジュール変更になり、決勝戦は16日に延期。「ストリート」と「パーク」それぞれの男女決勝が行われた。
パーク種目は、湾曲した複雑な滑走路を組み合わせたコースを45秒間滑って技を競う。
永原選手は、自身の長けている高さのあるエアや「540」の大技を決めて、70.67の得点をマークし今大会も優勝を果たした。
このほか、各種目の優勝者は、ストリート種目男子・長井太雅 278.07点、ストリート種目女子・藤澤虹々可 198・99点、パーク種目女子・長谷川瑞穂 59.38点。
<今後のスケートボード・オリンピック予選大会の日程>
パーク種目
2023年5月21日~5月28日 WSTサン・フアン・パーク2023(アルゼンチン)
2023年10月1日~8日 WSTローマ・パーク2023(イタリア)
2024年1月7日~14日 WSTシャルジャ・パーク2024(アラブ首長国連邦)
『X Games Chiba 2023』
日時:2023年5月12日(金)13日(土)14日(日)
場所:ZOZOマリンスタジアム千葉
大会の詳細はX Games Chiba 2023 Webサイトをご覧ください
記事/黒澤 浩美