6月が終わりに近づく中、首位・楽天との3連戦となった今週の千葉ロッテ。連覇に向けて大事な対戦である試合を振り返っていく。
6.21 ●千葉ロッテ 0-1 楽天○
4.5ゲーム差で追う楽天との3連戦。負けられない初戦。
ロッテ先発は森。前回登板6/14は5回を投げ6失点と振るわなかった。今回の投球で6/07以来の勝利をつかめるか。
この試合は緊迫の投手戦となった。森は立ち上がりを3人で終えると、4回まで無失点。この間に先制したいロッテだったが、相手先発の前に5回まで得点出来ず。試合が動いたのは中盤5回裏、適時打を打たれ0-1と先制を許す。この1点を返したいロッテは6回表、7回表と走者を置くも後続が続かず。8回表、9回表はそれぞれ三者凡退となってしまい、森は今季最長7回を投げるも唯一の1失点がそのまま決勝点となってしまった。ロッテはカードの初戦を落とす形となった。
6.22 ○千葉ロッテ 2-1 楽天●
投手戦となった初戦を落としてしまったが、連敗を避けるべく戦う2戦目。
ロッテ先発は土肥。前回登板6/16は今季最長の7回を投げるも勝敗はつかず。今回の投球に期待がかかる。
ロッテは初回から打線が奮起。一死3塁から平沢が先制の適時打で1-0。土肥は立ち上がりを抑えたものの、2回裏に同点となる適時二塁打を打たれ1-1。均衡が続くかと思われた3回表、山本大斗が勝ち越しとなる適時二塁打で2-1。そしてここからは両チームの投手陣が互いに得点を与えず、スコアボードに0が並んでいく。ロッテは計5人の投手リレーで見事な勝利。土肥は5回を投げ2回の1失点のみと、先発の役割を果たし4勝目。山本大貴が3セーブ目となり、このカードの対戦成績を1勝1敗とした。