女子格闘技人気が世界を席巻。RIZINのリングでは、RENA選手や山本美優選手の活躍が目立っている。今年2月に行われたRIZINへの登竜門的大会『DEEP JEWELS』。この大会に柔術界から挑んだ村上彩選手。アマチュア格闘家として活躍する村上選手は、システムエンジニアとして働き、またYouTuberとしても数々の情報を発信している。多方面で活躍する村上選手に話を聞いた。
ーー柔術を始めるキッカケから教えていただけますか?
村上:昔からジャッキーチェンが好きで強くなりたいと思っていました。影響を受けた映画は「ラッシューアワー」ですね。 私は出身が徳島で、地元の空手や合気道などの道場見学に行き、柔術にたどり着きました。
ーー現在は東京で生活されているんですよね。
村上:徳島で指導していただいた方が海外に行くことになり、他にやりたい事もあったので上京しました。2016年ですから、今年で4年目になります。
ーーそれは、柔術以外ですか。
村上:はい。IT関係の仕事をしたかったのですよ。徳島にはIT関係の仕事は、数件しかなかったので。絶対的な数は東京の方が多いですね。
私、パソコンに詳しくなくて、当時はフォルダの開き方も分からなかったんです。でも、IT関係で働きたくて、求人誌や求人サイトで「未経験者OK」というところを探して応募しました。
最初は簡単なプログラムしかできませんでしたけど、先輩とかに教えてもらって、今はできるようになりました。
ーーYouTuberとしても活動されていますが、本名ではなく「みちゅねと家族」という名前でやられていますよね。
村上:私のTwitterやインスタを柔術関係の人たちがフォローしてくれていて、その人たちに見つからないように名前を変えて、YouTuberとして活動していました。
ーーそれはどうしてですか?
村上:最初、恥ずかしくて。その後、柔術で有名な選手が私のYouTubeをリツイートしてくれて一気にバレました。(笑)バレないために「みちゅねと家族」にしていたんですけどね。