【スターダム】鈴季すずがノーDQマッチで星来芽依に辛勝「スターダムを面白くしてやるから覚悟しとけ!」

星来芽依とのノーDQマッチに勝利した鈴季すず

4月27日、横浜アリーナで「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」が開催。元NEO GENESISタッグパートナー同士の対決となる星来芽依 vs 鈴季すず戦はノーDQルール(反則裁定なしの何でもありルール)、壮絶な攻防が繰り広げられた。

星来芽依は2018年にMarvelous(マーベラス)で16歳の時にデビュー。その後2021年に退団し、しばらく表舞台から姿を消してたが、2023年にスターダムで復帰。天才的な運動神経と圧倒的なスピードを武器にハイスピード王者として活躍。

一方、鈴季すずもアイスリボンで16歳でデビューし、ICE×∞王座を獲得。週刊プロレスの表紙を飾るなど期待の存在だったが、2021年末に退団。その後、デスマッチ&ハードコアユニット”プロミネンス”を結成し、2023年にスターダムへ入団した。

同い年で同時期にスターダム入りした2人はタッグを組み、ゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得。「親友」としてプロレス人生を歩んできたが、今年4月2日のNEO GENESIS vs H.A.T.E.のタッグマッチですずが星来をパイプ椅子で攻撃したことで決別。NEO GENESISを脱退し、新ユニット”Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)”を結成。

試合開始直後、星来の張り手が火蓋を切り、場外乱闘へ突入。すると、すずがリング下からパイプ椅子を取り出し星来投げつける。すずは観客に「なに引いてんだ、お前ら!盛り上げれよ〜」と挑発。デスマッチ出身のすずにとってノーDQルールは有利な状況で、星来は苦戦を強いられる。

両者が顔面を血で染めながらエルボー合戦を展開。すずはテキーラ・ショットを放つが星来は2カウントでキックアウト。星来もドロップキックからチェックメイトを決めたものの、すずがカウント2で返す。

試合終盤、星来がコーナートップに立つと、すずが雪崩式ジャーマンスープレックスで投げ捨てる。動きを完全に封じられた星来をすずがジャーマンで追撃。最後はトップロープからのスカイツイスタープレスで3カウントを奪取。元タッグパートナー対決は鈴季すずに凱歌が上がった。

試合後、すずは「向こう(星来)は親友だとか勘違いしていたみたいですけど、こんな風にされちゃったんだ。やり返してやりました」とニヤリと笑う。そして「今のスターダムは全く面白くないから、鈴季すず、そして“Mi Vida Loca”がスターダムを面白くしてやる。覚悟しとけよ」と宣言した。

NEO GENESISの元パートナー対決を制したすずと新ユニット「Mi Vida Loca」がスターダムの台風の目となるのか?今後の展開に注目だ。

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次