
2019年10月にデビュー、名門レスリング部出身の中村は怪我による2度の長期欠場を経験。2024年4月に復帰し、今年4月6日には青木真也と組んでKO-Dタッグ王者の阿部史典&野村卓矢(アストロノーツ)に挑戦するも惜敗。その後、海外遠征が発表された。(取材・文=大楽聡詞)
――いつから海外遠征を考えていたのですか?
中村:海外はプロレスラーになる前から行きたいと思っていました。夢の一つとして持っていました。
去年の年末の両国の対抗戦に負けて、D GENERATIONS CUP2025で立て直そうと思ったんですけど、優勝できなくて。自分に甘えがあると感じ、自分自身を見つめ直すために海外遠征を決意しました。

――海外遠征経験者のMAO選手やKONOSUKE TAKESHITA選手らに相談しましたか?
中村:ほとんど相談せず、自分で決めました。青木さんにも相談せず…身勝手な感じで決めましたね(苦笑)。
あわせて読みたい


【DDT】無期限海外遠征を控えた中村圭吾、元パートナー・HARASHIMAに敗れるも「以前と比べものにならな…
4月20日、神田明神ホールにて、「神田明神文化交流館 presents 裏スベガス シリーズ ~ネ申~」が開催。セミファイナルはHARASHIMA vs 中村圭吾のスペシャルシングルマ…
――遠征先の国は決まっていますか?
中村:行き先は内緒です。SNSで発信するつもりもない。とにかく自分と向き合いながら一人で黙々と頑張りたいと思っています。
僕にとって「ここにいます、頑張っています」と発信するのではなく、自分のためにプロレスと向き合い集中することが大切です。
1 2