
米国プロレス団体・WWEのビッグイベント「レッスルマニア41」(米国・ラスベガス・アレジアントスタジアム)が開幕。二日目(20日=日本時間21 日)のオープニングはWWE女子世界選手権試合がイヨ・スカイ、ビアンカ・ベレア、リア・リプリーのトリプルスレット戦で行われた。

イヨ・スカイは2007年にデビューし、スターダムでの活躍を経て2018年にWWEに移籍。卓越した空中技で「天空の逸女」「Genius of the Sky」と称され、これまでにWWE女子王座、NXT女子王座、WWE女子タッグ王座を獲得。現在はWWE女子世界王者としてWWE女子の頂点に君臨する。
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ビアンカ・ベレアは「EST」の異名を持ち、抜群の身体能力とパワフルな技術で“ユニバース(WWEのファン)”を魅了。特に長髪を使った攻撃が特徴的で、得意技には「キス・オブ・デス(KOD)」や「450スプラッシュ」がある。

リア・リプリーはオーストラリア出身。圧倒的なパワーとカリスマ性を兼ね備えた選手。ヒール(悪役)としての存在感も際立ち、NXT UK女子王座とNXT女子王座を獲得した実績を持つ(両王座は統一済み)。
試合は激しい攻防が繰り広げられ、イヨの華麗なムーンサルトアタックがリアに脚で迎撃される場面も。リアとビアンカの感情むき出しの殴り合いに63,226人のユニバースは大熱狂。

最後は、ビアンカがリアにKODを決めた直後、イヨがコーナーからムーンサルトプレスでフォールを阻止。そのままイヨがビアンカを押さえ込んで3カウント、日本人女子レスラーとして初レッスルマニアで勝利を飾り、見事王座防衛を果たした。