
4月5日、両国国技館で開催されたNEVER無差別級王座戦にて、王者KONOSUKE TAKESHITAに大岩陵平が挑戦した。
TAKESHITAは、今年1月4日の東京ドーム大会で第46代王者・鷹木信悟を破り王座を奪取。翌日の「1.5ドーム WRESTLE DYNASTY」では石井智宏を下して初防衛を果たした。その後、DDTやAEWに加え、「新日本プロレス」の3団体同時所属を発表。

その後KUSHIDA、ボルチン・オレッグ、アンヘル・デ・オロを相手に4度の防衛に成功し、圧倒的な強さを見せている。
そんなTAKESHITAに対し、「俺は竹下の新日本プロレス所属を認めない。ファイトスタイルも大嫌い」と公然と挑発したのが大岩陵平だ。
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大岩は中学3年生でアマチュアレスリングを始め、2018年のJOCジュニアオリンピックカップ・フリースタイル86kg級で3位入賞。2020年12月、新日本プロレスの新弟子テストに合格し、2021年8月24日に同期の藤田晃生を相手にデビュー。2023年9月から1年間ノアで武者修行を積み、2024年9月29日に新日本プロレスへ凱旋しTMDKに加入した実力派だ。
試合序盤は、両者互角のグラウンドの攻防。場外では、TAKESHITAが大岩を鉄柵に叩きつけ、ビッグブーツを炸裂させる。一方で、リング上では大岩がTAKESHITAの腕をアームロックで追い詰めた。TAKESHITAはコーナートップから雪崩式ブレーンバスターを繰り出すも、大岩は立ち上がりTAKESHITAの左腕を執拗に攻め続けた。
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