2月4日DDTプロレス新宿FACEで若手No.1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP2025(=DGC2025)」が開幕。Aブロック公式リーグ戦では、イルシオン(DAMNATION T.A)が中村圭吾を破り2点を獲得した。
1月26日後楽園、DGC出場メンバーで対決した前哨戦で、Bブロック出場の高鹿佑也に負けた中村は「DGCを卒業して次に進みたい。優勝すれば、みんなより一歩先を行ける」と抱負を語った。
一方のイルシオンは「DGCに出場するモチベーションが上がらない」とネガティブな思いを発言しつつ「ただ『出てやる』からには小さな悪夢を仕組んでやる」と意味深なコメント。
試合はイルシオンの奇襲攻撃でスタート。昨年10月からDAMNATION T.Aに加入、カリスマ・佐々木大輔の元で学んだ成果をいかんなく発揮。イルシオンは中村のシューズの紐をサードロープに括り付け、動けない中村に攻撃を仕掛ける。
中村もキックで反撃するが、イルシオンの左足攻めで思うように動くことができない。起死回生のダイビング・ヘッドバットをカウント2で返すイルシオン。中村はヘッドバットを連発、だがイルシオンはヘッドバットをかわしレフェリーにドロップキック。パイプイスを手にしたイルシオンは中村を殴打。最後は動けない中村にスワントーンボム、イルシオンが初戦を白星で飾り2点を獲得した。
イルシオンはバックステージにイスが用意していないことに激昂。そして「優勝したくないって言ったけど全部うそ!雑魚どもを倒すだけでクリスの前に立てるならお得じゃん」と真の目的を口にした。
敗れた中村は「今日負けたかもしれないけど、あと2つなりふり構わず俺が2勝するんだ」と予選突破を宣言。
なおDGC2025は2ブロックに分かれ、各ブロック1位の選手が2月23日後楽園大会で優勝決定戦を争い、優勝者は4月6日後楽園でKO-D無差別級王座に挑戦する。
<インフォメーション>
2月23日(日)後楽園でD GENERATIONS CUP2025の優勝決定戦が行われます。優勝者にはKO-D無差別級挑戦権が!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
取材/まるスポ編集部
写真/DDTプロレスリング