【全日本】田村男児「僕は嫌われてもいいから、今以上にバチバチのプロレスを見せる」

「明るく楽しく激しいプロレス」を掲げる全日本プロレスの中で「激しく厳しい」に特化したプロレスを表現するレスラー田村男児。田村の2024年は第67代世界ジュニア王者としてスタートした。そして大晦日、激しく厳しい戦いを好むレスラー関本大介(大日本プロレス)とシングルマッチを行う。その大一番を前に2024年を振り返ってもらった。

田村男児は「激しく厳しいプロレス」でファンを魅了する

――昨年暮れの「Jr.BATTLE OF GLORY」で優勝し、大晦日にエル・リンダマン(GLEAT)を破って世界ジュニアヘビー級王座を初戴冠しました。

田村:そして今年1月2日にはデビュー戦の相手でもあった佐藤光留さんと世界ジュニアヘビー級王座の初防衛戦をやらせてもらいました。たまたまでしたが、今ではとても特別な機会をもらったなと思っています。

――王者として“挑戦者・佐藤光留”を迎え撃つ側になりました。気持ちの変化はありましたか?

田村:王者になっても気持ちの変化はないです。でも、デビュー戦の相手だった佐藤光留さんと青木篤志さんは、僕にとって特別な存在。特にお世話になった先輩である佐藤光留さんと防衛戦ができて、嬉しかったです。

――1月27日八王子、世界ジュニア2度目の防衛戦で岩本煌史さんと戦いました。

田村:それも記憶に残っていますが、2020年8月に僕が初めて世界ジュニアヘビー級王座に挑んだ相手が、当時王者だった岩本煌史さんだったんです。

それが今度は僕がチャンピオンとして岩本さんを迎え撃つ立場になった。なんか色々考えさせられましたね。

3度目の防衛戦は阿部史典さん、Jr.BATTLE OF GLORYで敗れた3人に勝利しお礼参りできました。

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