2021年の世界最強タッグ決定リーグ戦以来、全日本へ長期シリーズ参戦となる真霜拳號(2AW)。大日本の関本大介と越境タッグを結成しリーグ戦の台風の目となるか?
――2024年8月の越中詩郎デビュー45周年以来の王道マットですね。
真霜:世界最強タッグ決定リーグ戦は、2021年のKAZMA SAKAMOTOと組んで出場した時以来です。全日本へ単発の参戦はありましたが、シリーズは3年ぶりになります。
――今回の世界最強タッグ、パートナーが大日本プロレスの関本大介選手です。
真霜:知らない仲じゃないというか、リング上で20年。基本的に対角に立って戦う関係です。とはいえ、20年もの付き合いですから。
別に違和感はないというか、純粋に2人でタッグを組んだ記憶はないけど、お互いやることは分かっている。
ずっと対戦してきたからこそ「相手の考え」とか「どう攻めたいか」「どういう動きをしたいか」も理解できますね。
11月9日の開幕戦までは「やってみないと…」ってところがあったけど、関本大介はすごかった、圧巻でしたね。
――今回、世界最強タッグに同期の大石真翔さんも参加されています。
真霜:あれは意外というか、僕も全然知らなかったんで(笑)。彼は身体が小さいから、スーパーヘビー級が集う世界最強タッグで怪我なく最後まで戦えるのか心配ですね。
――真霜&関本組はAブロックにエントリー、気になる選手はいらっしゃいますか?
真霜:ほぼ全チーム気になりますね。僕が参戦した時から全日所属の人たちがガラっと変わっているんですよ。
だから全日本プロレスの新しい世代、今中心になっている人たちと戦うのは楽しみです。
――同じAブロックに斉藤ブラザーズがいます。11月20日品川大会で戦います。
真霜:彼らと海外遠征前に当たったことがあるんですけど、遠征後の姿ってほぼ知らない。あの当時からデカかったけど、今より若干細かったですね。
――世界最強タッグ決定リーグ戦の意気込みをお願いします。
真霜:目指すは優勝。チームワークさえなんとかなれば、十分狙える2人だと思います。
<インフォメーション>
12月8日、東京・後楽園ホールの優勝決定戦まで全日本プロレス冬の風物詩「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」が開催中。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
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取材・文/大楽聡詞
写真/全日本プロレス