4日、静岡県・伊豆志太スタジアムで「第22回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」が開催。2回戦で東北ブロック代表の久慈DREAMS(岩手)と中国ブロック代表の広島市選抜(広島)が対戦した。
1回裏、広島が1点を先制すると2回表、久慈が2点タイムリーで2ー1と逆転。3回裏、広島が2点を追加し3ー2と試合をひっくり返すシーソーゲーム。
6回表、久慈がキャプテン中屋敷俊介(3年)の2点タイムリーヒットで4ー3と逆転し、7回表にも1点を加え5ー3とリードを広げると、7回裏に広島の浜西楓汰(3年)が2点タイムリーで5ー5の同点に追いつく。
この大会は7イニング制のため、8回はタイブレークでノーアウト1,2塁からスタート。8回表、久慈は代打の西野七翔(3年)が一塁線を破るヒットで貴重な1点を追加し6ー5。最後は1点のリードを守り、両チーム10人の投手を投入した総力戦を制し準決勝進出を決めた。
勝利した髙橋龍平監督は「子供たちが試合の中で成長する姿を見ることができた。本当に立派です」と選手を称えながら「地元の方々の応援があり野球を続けることができた。2年前は準優勝、地元の久慈へ恩返しするため、今度こそ全国制覇を果たしたい」とチームとしての目標を口にした。
中屋敷選手は「選手全員で勝ち獲った勝利です。先輩たちが打ち立てた準優勝という記録を打ち破りたい」と闘志を燃やすとともに「来年から高校生。高校でもレギュラーを獲得し甲子園に出場したい」と将来の夢を熱く語った。
大会は5日まで開催。全試合YouTubeでライブ配信が行われる。
<インフォメーション>
「第22回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」は、こちらのYouTubeでご覧いただけます。
日本中学生野球連盟(元KWB野球連盟)X