20年シリーズMVPのソフトバンク・栗原陵矢 シーズンでは共に中軸を組む先輩たちからの助言で復活 4年前の打棒を見せ日本一奪還へ

いよいよ今日から始まる日本シリーズ。ソフトバンクとDeNAが2017年以来7年ぶりに対することとなった。

ソフトバンクは18年の第3戦からシリーズ12連勝中。本拠地での試合に限れば11年の第7戦から同16連勝中と圧倒的な数字が並ぶ。

そんな中20年以来4年ぶりの日本一を目指すは、前回の美酒を知る一人が栗原陵矢。

20年の日本シリーズでは第2戦にシリーズ最多タイ記録の1試合4安打を打つなど、4試合で打率.500を記録しMVPに輝いている。

今シーズンも20本塁打に加えてキャリアハイの87打点をマークし、柳田悠岐が戦線離脱後は3番の座を最後まで全うした。

ただ、スタートは開幕10試合で打率.118と本来の姿が影を潜めていた。それでも翌5月にはリーグトップの打率.373、打点も同タイの16打点で月間MVPを獲得。以降、安定した成績で打線の中軸を担った。

この復活には、共にクリーンナップを打つ山川穂高と近藤健介の存在があった。間近で見ているタイトルホルダーから、自身に抱いていた印象を共有してもらう機会があったともインタビューで語っている。

レギュラーに定着した20年、21年ごろの打撃を思い出した栗原はそこからもう一度息を吹き返し、その先輩たちの前を打つようにもなった。

また、節目のプロ10年目。28歳となりチーム全体を引っ張る立場でもあり、周東佑京選手会長に次ぐ副会長を務めている。

再び4年前のような活躍を見せ、次はリーダー格として自らのバットで再び日本一へと導く活躍を見せる。

記事/まるスポ編集部

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