【マリーゴールド】田中きずな、憧れのSareeeに敗れるも「もっとプロレスが大好きになりました」

9月21日盛岡市体育館、マリーゴールドのシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」は7大会目を迎え、後半に差し掛かった。

20日仙台大会終了後のSTARブロック首位はSareee。全勝優勝を狙っていたが、16日後楽園大会で青野未来と時間切れ引き分け、3勝1分7点。

9.21盛岡大会、Sareeeと対戦するのは田中きずな。プロレスラー田中稔と元プロレスラー府川唯未の娘というサラブレッド。きずなは高校卒業後、プロレスリングWAVEでデビュー。今年7月12日にマリーゴールドに移籍した。リーグ戦の成績は0勝4敗0点。後半戦で初白星を狙う。

今回2人は初対戦。きずなは「もう負けてられない!!」と、憧れのSareeeから白星を掴むために気合十分。

Sareeeはリーグ戦残り3試合。全勝し、STARブロック首位のまま優勝を目論む。

きずなは「お願いします!」と手を差し出すがSareeeにエルボーを連打し試合開始。そのままドロップキックを4連発。しかしSareeeがドロップキックや逆エビ固めでペースを掴む。きずなはSareeeの厳しい攻撃を受けるが、そのたび立ち上がりフィッシャーマンズ・スープレックスや脇固めでSareeeを追い込む。だが最後はSareeeの裏投げで3カウント。きずなは勝つことができなかった。

試合後、きずなは「私は、昔からずっとずっとSareeeさんに憧れていて、”Sareeeさんのようなプロレスラーになりたい”ってずっと思っていて。でも、マリーゴールドに移籍して、今この団体の頂点にいるのがSareeeさんで。私は本気でこの団体で1番になりたいから、そのために、Sareeeさんは絶対に倒さなきゃいけない。だから、”いつまでも憧れてちゃダメだな”って思って、”勝つ”って気持ちだけで臨んだんですけど、無理…。まだまだ、敵いませんでした…。」とSareeeとの実力差を感じた様子。

「でも今日Sareeeさんと試合をして、メチャメチャ悔しいけど、もっともっとプロレスが大好きになりました。だから、これからも諦めずに、Sareeeさんのような強い選手になって、いつかSareeeさんのことも追い越します!」と最後は前向きに締めた。

対するSareeeは「今日はリーグ戦5戦目ということで、私がなんと今、STARリーグの中の1位ということで。勝ち点9点ですかね?このまま、必ず私が優勝します。」と、変わらぬ優勝への思いを表明。

「田中きずなとは初シングルだったんですけども、なかなか良いんじゃないですか?まだまだキャリアも浅いですし、叶わない部分はあったとしても、”絶対負けてたまるか”っていう気持ちが1番闘いの中で大事だと思っているので。自分を追い込めるのは自分しかいないんで、きずなには “甘えずに” どんどんどんどん大変な方、誰もやりたくない方の道をあえて行って、必ず女子プロレス界の、そしてマリーゴールドのトップに立つような選手に、私はなってもらいたいと思う。応援してますよ、陰ながらですけど。」ときずなにエールを送った。

<インフォメーション>
9月23日後楽園大会「DREAM☆STAR GP2024」DREAMリーグはMIRAIvs翔月なつみ戦、林下詩美vsNØRI戦、STARリーグは高橋奈七永vs Sareee戦、青野未来vs桜井麻衣戦などが行われます。
■チケット等、詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド

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